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4月

桜が咲くと思い出す詩があります。高校1年生の時の新任の国語の先生が、一つ位暗唱できる詩があるいいと仰り、宿題で暗記することに。三好達治の「甃のうへ」を暗記しました。お陰様で、今でも桜のはなびらが舞う様子を思い浮かべながら暗唱することができます。先生のお陰です。もう一つは、在原業平の有名な歌「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」。これもきっと国語の教科書に載っていたのではと思います。こんなに環境の変わった現代でも、一千年以上前の歌が心に響くのはとてもは素敵なことに思います。